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オレゴン州ポートランドのApple Pioneer Placeを囲む、ジョージ・フロイドの鮮やかな壁画は、非営利団体Don't Shoot PDXの管理下で今後も保存されます。Appleは、2020年の社会正義と人種正義を求める抗議運動の精神を守り伝えることを願い、このコミュニティアート作品を寄贈しました。

今年の夏、ポートランドのダウンタウンにあるアップルストアのベニヤ板バリケードに、壁画家のエマ・バーガーがジョージ・フロイドの肖像画と「息ができない」という言葉を描き、コミュニティの声を届けました。事実上、一夜にして、無地の黒板は変化を求める闘いを捉えた表現力豊かなコラージュへと変貌を遂げました。 

Appleは、この芸術作品の歴史的重要性を認識し、昨年12月に壁画を保護するために覆いをしました。同社は当時、長期的な計画を2021年初頭に発表すると発表していました。

「社会変革を創出するために、芸術、教育、市民参加を促進する社会正義を訴える非営利団体」Don't Shoot PDXは、ウェブサイト上で、壁画の保存を引き受けたことを発表しました。同団体は地域社会に積極的に関わっており、先週はポートランドのダウンタウンで第7回MLKデー・マーチを主催しました。Don't Shoot PDXは、壁画に参加したアーティストの皆様に、ぜひご連絡いただき、交流を深めていただければ幸いです。

本日オレゴニアン紙に宛てた声明の中で、アップルは次のように述べた。

ポートランドのコミュニティのアーティストたちは、パイオニアプレイスにあるApple Storeを取り囲む真っ白なキャンバスを再構築し、正義のための闘いとジョージ・フロイド、ブレオナ・テイラー、そしてアマード・アーベリーの命を称える記念碑的なアート作品を制作しました。Appleは、アーティストたちと、社会正義と人種正義のために闘うすべての人々を支持します。私たちは、これらの壁画を展示できたことを光栄に思います。そして、社会変革へのアドボカシー活動を支援するため、この作品をDon't Shoot Portlandに託すことを大変嬉しく思います。

Don't Shoot PDXは、壁画が将来一般公開されるかどうかについてはまだ発表していません。Apple Pioneer Placeは現在も一時的に閉鎖されており、再開前にさらなる補修工事が必要になります。

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メイン写真はDrake Wood提供。

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